皆さん、こんにちは。箱根あそびネットの西岡です。 11月22日に、「おとなもこどもも一緒に箱根のまちを楽しくする!まちづくり作戦会議」を開催いたしました!
西川正さんをゲストにお迎えし「こどももおとなも楽しくあそぶまちづくり」のお話をいただき、お話をヒントに自分たちでやれそうなことを考えたり、感想を伝え合ったりしました。その後は、仙石原幼児学園とご一緒に焚き火をして、みんなで焼き芋を食べました!
まず、西川さんをお呼びした経緯は、西川さんのご著書「あそびの生まれる場所—「お客様時代」の公共マネジメント」との出会いから始まります。代表の五井渕が「こういうことがやりたかった!もっと話を聞きたい」と思い、知り合いを通じてご縁をいただき、今回の開催に繋がりました。
◆講演「こどももおとなも楽しくあそぶまちづくり」
当日は、箱根町在住の方、園長先生、これから箱根町で活動予定の方、お隣の湯河原町在住の方など、約10名の方にお集まりいただきました。
1.ただ参加するのではなく、自分で考えて行動するあそびを残す
世の中的にサービスを提供する側、受け取る側と分かれることが多いですよね。地域での活動で、同じ意識でいると、「去年は◯◯◯だったのに…」「もっと△△だったら…」という比較や不満が大きくなってしまうことが往々にしてあります。すると、主催者は、身動き取れず、去年と同じことをする、面白みに欠ける…というパターンに陥っていきます。なので、ただ参加するだけではなくて、自分で考えて行動するあそびを残すことが大切とのこと。ガチガチに決めないってことですね。例えば、焼き芋大会をするときには、食べるものは持ち寄りにするとか、その場でゆっくり寛ぎたい場合は椅子などを自分で持ってきてもらうとか。自分たちが自由に作っていい場と認識してもらうことが大切。
2.人が集まる所に、仕掛けをくっつける
まちづくりの何かをやるためには、そもそも人が集まっている or 人の流れがある場所で開催するのが良し!とのこと。具体的には「学校」or 「路上」!西川さんの過去の経験だと、中学校で月1回子育てサロンを開いたり、路上で習字大会をやってみたり。いつもは触れ合わない人との交流と新しい刺激に溢れた場になりそうです。 箱根の場合は「路上」にはあんまり人がいない…!観光の方が多いかな…。なので、学校か老人ホームのような施設に人が多そうだなと思いました。あとは、移動図書館(キツツキ号)に遊び場をくっつける(プレイカー)のも面白そうだな~とアイディアがわきました。
3.しゃべりたい欲求をどう満たすか
まちづくりと言われると畏まる感じがしますが、みんな「喋りたい」という欲求があるから、そこを満たせるかが鍵とのこと。喋るということがメインであれば、主催者側でガッチリ用意することも必要ないし、喋るきっかけを作る準備をするということが大切なのだな~と感じました。トーク・フォークダンスはとっても面白そうだし、お互いのことを少しずつ知れる本当に素敵なイベントです…!箱根でもやりたい! https://hands-on-s.org/syaberiba/
全体を通じて、「まちづくり」のために、主催者だけが頑張らなくていいよ・皆でやろうよということを教えてもらいました。講演後は、感想や浮かんだアイディアを共有しました!
◆焼き芋大会
仙石原幼児学園の先生方・保護者のみなさんにもご協力いただき、焚き火&焼き芋を楽しみました!焼き芋とマシュマロが大人気!
親も子どもも先生も、公園にしばらく滞在して、先生と保護者、保護者同士の会話が生まれていました。役割を超えて、子どもを一緒に育てる大人として会話できる時間だったなと思います^^
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